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spam送信行為への対策強化について(2)(2006/09/25)



お客様各位

 平素はアレスネットをご利用いただき誠にありがとうございます。

 不特定多数に向けて一方的に送りつける「商業広告」、「迷惑メール」(以下、spam)の送信行為が社会的問題となっているなか、botやウイルスに感染したエンドユーザー様の端末から、ウィルスメールやフィッシングメールなどが大量送信されるケースが頻発し、日々深刻化している状況です。このため、上位ネットワークおよびローミング回線提供元と協議の上、「Outbound Port25 Blocking (以下、「OP25B」)を実施することとなりましたのでご案内さしあげます。

 「OP25B」とは、ネットワーク側で実施する迷惑メール発信規制手法であり、お客様が受信される迷惑メールに対する施策ではではありません。「OP25B」はあくまでもアレスネットおよび上位ネットワークをご利用いただいているお客様を対象に、アレスネットのサーバー以外でのメール送信を規制するものです。
 「OP25B」の実施により、悪意のあるユーザーの「迷惑メール」配信だけでなく、善意のユーザー様の意図せざるウィルスメール送信、フィッシングメール送信を防止することができます。

 ここで、「OP25B」による影響を受ける利用方法は、以下の通りです。


  アレスネット接続サービス
フレッツ接続 AIR-EDGE(*1) ダイアルアップ接続 固定IPサービス
アレスネット
メールサーバー
smtp.alles.or.jp 影響なし 影響なし 影響なし 影響なし
アレスネット以外の
メールサーバー
アレスネット提供
バーチャルサーバサービス
影響あり 影響あり 影響なし 影響なし
他社ホスティングサーバー 影響あり 影響あり 影響なし 影響なし
会社のサーバー 影響あり 影響あり 影響なし 影響なし
自宅のサーバー 影響あり 影響あり 影響なし 影響なし

 該当する場合には、メールソフト側でエラーを生じます。
※自宅から会社のメールアドレスでメールを送信される場合など、いままで問題なく使えたケースでも、「OP25B」により送信規制の対象となる場合がございます。

 【影響を受ける場合の対処方法】
  1.送信メールサーバーの設定をアレスネットのサーバー(smtp.alles.or.jp)を指定していただければ継続してご利用いただけます。
  2.他社ホスティングサービスで、Message Submission(TCP Port 587)」でメール送信を指定する。(*2)
  ※お手数おかけいたしますが、アレスネット提供のバーチャルサーバーサービスをご利用の際は、
 送信メールサーバーの設定を(smtp.alles.or.jp)を指定していただければ継続してご利用いただけます。

(*1)WILLCOMのネットワークを経由する25番のパケットについて、現時点では携帯電話向けだけを対象としております。<参考URL>
(*2)他社ホスティングサービスをご利用の場合、Message Submission(TCP Port 587)」に対応しているか、設定方法などは、恐れ入りますがホスティングサービス提供事業者までお問い合わせください。




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